主なメリット (下記は、実績や、お客様からのヒアリングを元に記載)
時間の有効活用 業務の最適化 →見積回答時間の短縮、ビジネスプロセスの短縮 → CS向上・サービス向上
- RCSへ見積依頼した後に、自身の作業を行う。裏では、RCSが同時進行で見積しているので、日本での見積作成時間や、提出時間の短縮が可能に。
- 例えば、休憩前、終業前に、VNへ依頼、休憩後や、始業時には、できあがっている見積データを確認して、すぐに見積回答可能 (時差を利用した勤務体制)
- 見積り時に、図面の不具合点を発見した場合、見積り入力にあわせて、不具合点・確認事項を、エンドユーザに対して指摘できるので、見積回答と同時に、問合せも可能。→ 事前確認した場合、受注時の対応が、効率よくなります。
日本側で、欠員・増員時の社内業務(教育・労務管理等)が、減少する。
ベトナムで、CADも含め、最初から教育してますので、教育効率が高い。
基本的なCADができるスタッフが見積するので、図面がわかる。図面上の不備を見つけやすい。
支給データ(dxf,dwg)を使っての見積りも対応可能。(2DーCAD 一人1台完備)
ほとんどの見積が、10分-1時間以内で入力処理(2020年現在)。
営業担当ではないので、エンドユーザに対するしがらみがなく、均一な作業になる。(社名や担当者をみて、配慮や忖度などが、全く発生しない。)
CAD作業と同じように、見積作業も、日越で、誰でも同じものができる環境になり、出来上がった見積に対して、お客様側で、戦略的、値つけができる。(価格決定権の確保)
現状の日本での属人化している業務の削減(依頼する(できる)人の業務≒ 効率アップの可能性 、 依頼しない(できない)人の業務≒ 属人化している?業務) リスク・課題が、浮き彫りに
国内での働き方改革や、残業規制への対応
限られた時間で、最適解をめざす。 (最大値は、目指さない。)
見積りが、暇なときは、CADの手伝い。(見積スタッフは、簡単なCAD作成もできます。)
一旦業務が、回り始めると、安定します。(そもそも、国内でもイレギュラーの少ない、ルーティン業務)
自社の価格決定権の堅持 → 今、流行っている、見積サイトや、受発注サイト、特定顧客に、価格決定権(生殺与奪)を委譲、移転しない、自社独立・自主独立の重要性
製造業にかかわらず、価格決定権を放棄しては、企業の存続、利益の最大化は、?????。
価格決定権の重要性に関しては、各種レポートや論文等がネットにありますので、ご興味のある方は、検索してください。これを放棄することが、どのような結果をもたらすのかは、調べればわかります。
初期費用・教育コスト・運用コストを含めてリーズナブル
- 今あるシステムをそのまま、流用すれば、初期費用と、日本での追加ライセンス等のみで、対応可能。 日本側の作業性が、何も変わらない。
- 月々の費用は、CADと同様、月額固定。 イメージは、月給制? (必要なライセンスは、お客様で、管理。)
- 見積システムを、弊社で、イチから、作成することも、可能。
既に、数社での実績(継続率100%)があり、依頼から入力作業まで、トータルで、対応可能。
オリジナルのビジネスモデル・プロセスを、ゼロから立ち上げているので、基本的仕組み(ノウハウ)は、既にあります。
見積作業の委託であるが、本質は、人の募集、採用から、教育、運用、維持までをトータルサポートになります。
お客様は、それに掛かっていた工数(人事労務・見積工数)を、国内の本業にむけれます。
経営者の国内の人材のなやみ・問題を、全て解決するわけではないが、軽減します。
業務委託で、自社・スタッフの強み、弱みを把握する時間の確保(SWOT・STP・4P分析等)
見えない(見たくない)課題点が、見えるようになります。
ビジネスプロセスの短縮や、サービス拡充、CS向上等、付加価値創造に最適。
個々の見積りの進捗も、CADと、同様に、WEB上で管理。進捗状況が、日越で、同期されます。 注意事項や、連絡メモも、記載。
デメリット・リスク
まず、万人向けのサービスを提供していない。VNで向かない仕事は、受託しません。RCSへの委託で、全てが解決するわけではないことを認識していただく必要あり。
お客さんに阿ることや、諂うことは、RCSスタッフには、ありません。(受手によっては、はっきり物を言うので、失礼と感じる場合も)
エンドユーザとの直接窓口には、なれない。入力者は、日本語不可のため、、問合せ時には、伝言ゲームになる。
阿吽の呼吸など、人間関係ありきの業務の、海外委託は、かなり困難。(浪花節は、ベトナムにはありません)
-担当者ごとのクセ字や、略語などには、対応が難しい。 (業界外の日本人でも、読める程度の文字の明瞭さは必要。)
お客さんと1対1の固定担当制ではないので、”以前見積もりしたのと同様”、”前と同じように、適当に丸めといて”といった、担当者間ありきの業務は、困難 → 別の対策で解決を模索
記憶による作業は、困難。→ 記録や文書化で対応できれば、適用範囲拡大
多数の打ち合わせが必要なものは、不適格 → 日本で、まず業務の見直しを行うことをお勧め
- 打合せが必要なケースは、図面不備も多い。見積作業よりも、打合せ工数が多くなる傾向あり。 (見積作業する前提条件が整っていない)
- 伝言ゲームになりやすく、意思の疎通が、難しくなる。
無責任な丸投げには、対応しません。 → 元々図面を見ていない、理解していない案件を、委託しても、問題発生時に対応できない。打合せ時も、ちんぷんかんぷん。→ 手戻り発生 カオスに → 他業務への悪影響
図面の中の部品の必要、不要の判断は、できない。やらない。(判断基準が困難)
属人的作業の排除。 日本での属人的な作業を、VNに移管・委託しても、本質は変わらない。 (業務の閉塞性、属人化しているのは、国内であり、弊社内ではない)
見積完成度、100%を、目指しません。欲張る、求めると失敗する。 100%でなく、80-95%を目標に → 全体を、日越分業・協業といった、俯瞰でとらえ、ある程度の割りきりも必要。
- RCSは、営業窓口には、なれない。ならない。やらない → 常に日本の裏方として。
- そもそも不備のある図面の見積りは、どこで、誰がやっても手間がかかる。(人種や、言語の問題ではない。)
- 日本語の翻訳や入力が多く伴う場合、作業効率が低下。
- 説明できない、資料化できない部分には、対応不可。(当人以外わからない)
- 外注加工が、からむ場合等は、外部との打合せが発生する。その場合、全てに対応は、難しいが、できない部分以外は、対応可能(当たり前ですが、、、、、)
VPN(インターネット)が、不安定になると、作業が遅延・中断する。(その間、CAD作業は可能)
- インターネットが、不安定な場合(国際回線でパケットロス多発時)は、作業が出来なくなったり、遅延で作業効率が下がる発生する可能性あり
- (年間発生率は、0.1%未満、ネット3回線活用時。)
コロナウィルス等の伝染病により、事業所閉鎖のリスク
- 2020年のコロナの影響により、スタッフ隔離や、事業所閉鎖のリスクが、少ないながらもありました。コロナに対しては、2021年より、ワクチン接種が始まり、段々と落ち着いてくるのではと思いますが、今後もこのような事態が、再発する可能性もあります。
- コロナによる、事業所閉鎖は、ありませんでした。(2021年10月末現在)
- 但し、自宅隔離措置の対象になったスタッフは、いました。(2021年10月-2022年1月現在も、散発)
- また自宅隔離の対象になる接触者の範囲認定も、日本の基準とはかなり異なり厳しいです。基準も変化します。
- コロナ陽性患者の濃厚接触者 → 病院で、検査、陰性でも隔離入院のケースも (2021/12現在は、自宅隔離が多いです)
- コロナ陽性患者の接触者の立ち寄り先に、該当期間に立ち寄りしたもの → 2週間の自宅隔離(2021/12現在は、この措置は、停止されてます)
- 2021/7-2021/10 にかけて、一部スタッフは、ホテルに滞在し、そこから、会社との往復をする形で、業務を継続しました。
- 日本と違い、個々の権利よりも、公益が優先されますので、会社としての努力義務の範疇ではありません。また事前通知はなく、いきなりの制限になります。
- 2021/10以降は、With コロナの政策に転換しているので、以前のように、陽性者が出たマンションまるごと、閉鎖等は、行っておりません。
委託でなく、弊社に依存した場合のリスク分析、リスクの選択
→ RCSへ依存しすぎない、国内の組織体制も、同時に構築
→ or がっつり依存、リスクオン、リスクの許容の上で、経営判断(強固な協業、共存・共栄関係)
→ ゼロリスクを求めない、望まない視点。俯瞰的に業務運営